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さて、あるお母さんの相談事は、息子が自分で申し込んだエージェントの斡旋で、カリフォルニアにある小さな町の公立高校へ日本人の家庭に預かってもらって通うことにしたいと主張しているというのです。
そこにはすでに5人の日本人学生がおり、まあ下宿ですね。
公立高校の学費はダダですが、何だかんだで年間250万支払うとのこと。
で、「どうしたらいいでしょうか」というわけです。
さて、アメリカの高校を卒業してアメリカであれ日本であれ大学に進学する計画をたてるのなら、学校を選ばなければなりません。
日本で高校に行くのにどこでもいいわけではないように、アメリカならどこでもいいというわけにはいかないので(それが、アメリカならどこでもいいと思う人が多いのです)、それなりに本人の能力に応じた学校を選ばなければなりません。
その高校がどんな地域にあるのか、例えばアジア系移民の多いところか中南米系か、白人中心か、あるいは大学への進学率何%でどんな大学に主に進学しているか何もわかりません。
たまたまこれはアメリカだということですが、日本のどこか田舎町に息子を下宿させて、地元の子を何でも全員入れるという学校に通わせるのと同じことですよ。
日本でなら、今の学校をわざわざやめさせてそんなことをしないと思うのに、どうしてアメリカならいいんでしょう。
最近、何を勘違いしてか、もともと交換留学でいった公立高校へ何年もいって卒業しようという希望者や、それを斡旋するエージェントがたくさん出来ました。
これはエージェントを通してではありませんが、ある男の子がアメリカ人と結婚している叔母さんのファミリーにスポンサーになってもらい、叔母さんの家から地元公立高校へ通うということで、叔母さんがお膳立てをし、学校側と交渉して1年間のJ1ビザではなくF1(卒業にかかる年月まで滞在できる)を取得できる書類をもらい、本人が領事館へ申請したところ却下されたことがあります。
1つには、最近どうも日本の学校で学業的あるいは精神的にうまくいかない者をアメリカに送り込んでくる傾向があり、大変迷惑している。
どうしてアメリカが日本での問題児を引き受けなければならないのか。
2つには、アメリカの公立高校は義務教育であるから学費は無料である。
しかし、これは全部その地域の市民の税金によってまかなわれているわけで、どうして日本人の教育をアメリカの税金でまかなわなければならないのか。
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